1stキャラ、RK。彼女には悩みがあった。
思えば、ROの世界に飛び込んでから二ヶ月。
転生の追い込みを(何故か)ジュノーフィールド11のデーモンパンク狩りで行い
進路相談を受けて
デーモンパンクより魔女砂が集めやすい上に弱いバースリーの存在を知って、初めてのカードを拾い
(このカードはオーディンに挿して今でも闇鎧として使用中)
初めての三次職になった。
プレイヤーが世界に渡るための架け橋となった1stキャラ。
1stキャラで要領を得て、次々と巣立っていく後発キャラたち。その一方で、Base120を超えてなおハイオーク三匹抱えるだけで赤字狩りになるその非力さ。息苦しい毎日を送っていた。
力が、必要だった。
「力が欲しいか・・・」(原文まま)
欲しい。最低限、動かしてて普通に楽しめるレベルの力が・・・!!
得た。(偵察機とヘッドフォンと盾以外借り物)
ハードラックとダンスっちまってるシアさんが、その昔魔王にも貸していたという曰く付きの装備一式。鎧に根付いた負のオーラで見た目が変わってしまったがそんなことはいい。
私は正直、こういった装備の貸し借りがよく行われているゲームをプレイするのはほぼ初めてです。
それゆえ、装備を借りることに、なんとなく負い目を感じるようなこともありました。が。ROをプレイしていくうちに意識は変わりました。そもそも、「チッしょうがねーなァ・・・少しだけ貸してやるからそれで金稼いで来いよ!来週取り立てるからなァ!!」みたいな人はいません。というか、「今使ってないから貸してあげようか?」というケースばかり。そこで求められていることは一つ。
これ使って全力で楽しむ。
良くも悪くもゲームは娯楽。モチベがなければ続かない。
めちゃめちゃ正直なことを言ってしまいましょうか。全てが初体験のRO、育成面にクセがないという理由でRKを作ったものの、動かしていてもSPの厳しさとSP回復手段の無さで苦しみ、火力の無さで苦しみ、苦しみを共有した「愛着」こそあれ、「愛」を感じることはありませんでした。この子を使っている段階で、RO自体のモチベこそあったものの、「RKで将来どんなことをしたい」というビジョンが全く無く、「三次職まで経験したし、やりたいことが出来るまで眠らせよう」という感じでした。
とはいえ、長らくレベルはトップでしたし、各種MDなどで「RKでしか行けない」場面も多く、ちょくちょく動いてもらう機会はありました。ですが、周りと比べて弱いのは当たり前とはいえ、2ndキャラが育ってきて改めて実感したのが「弱さ」と「やりたいことの無さ」でした。
メカが育ってからはメカが爽快で楽しくて楽しくて仕方ありませんでしたし、あっという間にRKを追い抜いて150まで到達。そうなると、今度はレベルが高すぎて公平が組めないという自体に陥りました。そうして再びRKを使うことになりましたが、やはり根底にある問題は変わらず。蟻地獄2FにPTで行った時も、アリを殴れば地技で倒される、そもそも殴ってもゲージが全く減らないなど、あまりのやることの無さに、エリアの端にひっそりと生えたマスキプラを探しては刈り取っていました。
そんなことが続くうち、やがて辛さを感じた私は一つの手をうちました。そう、それがWolcottさんち計画第一弾の殴りABでした。殴りABはROを始めた当初からやりたかった職で、実際に動かしていて楽しいということもありますが、「RKを出さないといけない場面」を作らないように、という負の理由が大きかった、ということは認めざるを得ません。
結果、これは功を奏しました。やりたいことが定まっていたことや、およその装備の目標も検討がつくようになっていたこと、何よりもABという職業柄、いくら純支援がいたってエクスピアティオやグロリアみたいな、持続の短い支援の維持を手伝うことも出来ますし、ガチガチの狩りでもないからそこかしこで戦闘が起きてヒールの出番もある。「これマジで座ってても何も変わらないんじゃね?」という状況はキレイに打破できたことになります。
と、こうしてRKのコールドスリープ準備が全て整った場面での今回の装備レンタル。
この装備で試しに時計塔ハイオーク狩りを行ったところ、10匹以上抱えても普通に狩れるように。すごい・・・これが(闇の)力・・・!
ここで、先日の悲劇が脳裏をよぎる。
・・・そうだ。お礼参りにいこう。
天国から見ていて下さい、シアさん。あなたの授けたこの力が、今、敵を貫くぞ・・・!!!
ニューマには気をつけよう!!!
(マウスカーソルで必死の抵抗を試みている様子をご覧頂いています)
お前は何わろてんねん!!!!
タクンが要コンセなことも含めてダントツでめんどくさいものの、
スローキャストもなかなかクセモノ。
ただ何よりも、「ちょっとRKであそぼうかな?」という択を得たことがね、この上なく嬉しいんだ。これからもよろしくね。
あ、ちなみに閃光の爪はゆはーんが掘り当ててくれたのを買い取ったおかげで手に入ったどころか、気合で+7まで精錬できました。ただ、もっと上を目指したいので直ドロを狙って伊豆都市での掘りは続行することになりました。
そんな念願の閃光の爪を得た殴りABちゃんですが、なぜか大型の敵とばかり戦っているので「そうだ、ミノc挿そう」と思い立ってピラミッドに掘りに行っています。通りがかりにTUをベリットにぶつけながらミノを狩る。オリも出るし白ハーブも出るし、いい狩場ですよね。
だがそっちじゃない。
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