これは一体どういうことなんだ、何が起こっているのか分からない。
「ハァッ・・・ハァッ・・・!」
夢なのだろうか。いや、夢であったらどれだけ良かっただろうか。
ドシッドシッドシッドシ・・・
私の切らした息よりも、駆ける拍動よりも、すれ違う風の音よりも、ヤツの足音は現実を主張してくる。
「フゥッ・・ゲホッゲホッ!」
限界が近い。視界は徐々に暗くなり、脚も動かなくなってきた。
なぜこんなことに。その問は捨てたつもりだったが、再び脳裏によぎった思いはそれだった。しかし今のこの問は、原因の解明を期待する疑問ではない。もう間もなく終わるであろう己の運命を呪うだけの問だった。
「うぁっ!?」
私の足を止めたのは、何てことのない石ころだった。転んだ私は、もう起き上がれないことを悟る。体力の問題もあるが、ヤツの足音は聞こえなくなり、代わりに聞こえてくるのはヤツの鼻息だった。
なぜこんなことに。
なぜ、街の中に、モンスターが。
もう私に出来るのは、目を閉じて己の運命を呪うことだけだった。あわよくば、痛みの少ない最期でありますように・・・
しかし、その最期は一向に訪れなかった。
おそるおそる振り返ると、ヤツは私の隣と言える距離に座ってこちらを見ていた。
「・・・?」
パニックから逆に落ち着いた私が、ヤツの様子がおかしいことに気づくのはそう難しいことではなかった。
けむくじゃらで、その図体は私の2倍、いや3倍はある。どこからどう見てもモンスターだった。しかしヤツは、
・・・いや、彼は、泣いていた。
「・・・まさか」
私の目に入ってきたのは、図体に似合わぬ小さなカートだった。そして私は、このカートに見覚えがあった。
「・・・ゆはーん・・・なのか・・・?」
彼は悲しそう目をして、全身から力が抜けて動けない私に背を向け、どこかへ走り去っていった。
装備がゴリラになり、身もゴリラになったが、心はゴリラにならなかった。これは救いなのか、それとも残酷な神の悪戯なのか。
私はそのまま気を失った。
このイベント美味しいよ!!!どうも私です。
このイベントはイリュージョン絡みではありますが、Base160から参加できるということで、いつもはHHとRR鉱山で地獄の特訓をして抜ける区間をサクッと抜けれる神イベです。
私も深淵の回廊でRKが160になっていたのでRKで参加しています。一度の報告で160→166!美味しい!!
あとこのイベントは視覚的に面白い。発光しながら高速回転するタオグンカとか、ASPD193のターンXのパージアタックみたいなのを披露するタオグンカとか。
両手をバタバタさせながらSpPで敵をガリガリするタートルジェネラルとか。
他にもベアドールのASPD193素殴りがマジで壊れたおもちゃみたいな動きで爆笑してたり。期間限定ならインフレを楽しむというのもなかなか。
あと、なぜかオーラブレイドすると死亡モーションを取ります。なんでだ。
この期間中に少なくともRKは170まで上げたいですね。あと変身装備ほしい。
それでは今日はこのあたりで。
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